2009年12月10日木曜日

ビジネス書を読む理由と【脱「でぶスモーカー」の仕事術】

読む本の中で、ビジネス書の占める比率が高い。新しい知識やスキルを身につけるためにビジネス書を選んでいたこともあったが、近頃は、以前読んだような内容だったり関心から外れた分野を扱っていても、惰性のようにビジネス書を読んでしまう。

おそらく、仕事というものに真剣に立ち向かうための刺激がほしいからだと思う。現在の仕事が刺激的ではなくなっているのかもしれないし、仕事というものに少し飽きてきたということかもしれない。仕事が好きで、達成感を求めており、仕事で認めらたいと望んでいるのだが、集中力も関心も減退してきていると感じる。ビジネス書でも意識的に読むようにしていないと、ますます仕事に身が入らなくなり、怠惰でだめな人間になってしまいそうなのだ。ドリンク剤のようにビジネス書を求めるわけだ。

で、【脱「でぶスモーカー」の仕事術】を読む。

読む前は、減量や禁煙のようにビジネスでの改善の実行は難しく、それに取り組むための秘訣でも書いてあるのか、と思っていた。もちろんそんな秘訣は書いてなかったわけだが、この本は読んでよかった。組織運営やビジョンに対する考え方が、お復習いとしてよくまとめてある。ビジネスに取り組んでいる著者の真剣さや勢いが伝わる気がして、少し元気が出た。

印象に残った箇所を引用する。
・マネジャーを選定する際、みずからの成長をまず考えるエゴの持ち主ではなく、他人の成長を助けて充実感や満足を覚えるタイプの人を選びましたか? (いいえ!)
・誰かを批判したとき、その相手から「本当にありがとう。そういうことを指摘してもらえてうれしい」と言われたことのある人を選びましたか? (いいえ!)
・マネジャーへの報酬は、グループとして達成したことにもとづいておこないますか、それとも、ビジネスを生み、顧客にサービスした個人の業績にもとづいておこないますか? (両方ですが、個人の業績を重視しています!)
「つまりこういうことですね」と私は言う。「あなたの選んだ人たちは、マネジャーとしての仕事を望まず、マネジャーに必要な資質も示したことがない。そして、マネジャーの仕事以外のことで報酬をもらっている?」
これは自分のことだし、自分の会社のマネジャーのことだ。

Microsoft Excel 2007が無断で追加したスタイルを削除するマクロ

いつも使っているExcel 2003の個人用マクロブック(PERSONAL.XLS)に、かなり前から以下のマクロを仕込んでいる。エラーチェックも何もないひどいマクロだとは自分でも思うのだが、このマクロを実行するのはクサクサした気持ちの時が多いので、マクロの品質もクサクサしたもので良いのだ。

Sub DeleteUnnecessaryStyles()
    ActiveWorkbook.Styles("20% - アクセント 1").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("20% - アクセント 2").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("20% - アクセント 3").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("20% - アクセント 4").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("20% - アクセント 5").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("20% - アクセント 6").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("40% - アクセント 1").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("40% - アクセント 2").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("40% - アクセント 3").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("40% - アクセント 4").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("40% - アクセント 5").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("40% - アクセント 6").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("60% - アクセント 1").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("60% - アクセント 2").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("60% - アクセント 3").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("60% - アクセント 4").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("60% - アクセント 5").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("60% - アクセント 6").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("アクセント 1").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("アクセント 2").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("アクセント 3").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("アクセント 4").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("アクセント 5").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("アクセント 6").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("タイトル").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("チェック セル").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("どちらでもない").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("メモ").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("リンク セル").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("悪い").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("計算").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("警告文").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("見出し 1").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("見出し 2").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("見出し 3").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("見出し 4").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("集計").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("出力").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("説明文").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("入力").Delete
    ActiveWorkbook.Styles("良い").Delete
End Sub

Microsoft Excel 2007は、それ以前のExcelのファイル(.xls)を編集するとき、勝手に上記のスタイルを勝手に追加する。数えてみたら41個。それも勝手に追加するのだ。私の知る限り、この機能をオフにするオプションはない。

私は自分で設定した4~5個のスタイルをほぼ常にかつ頻繁に使っている。ここに41個もスタイルを追加されてしまうと、スタイルのメニューが混み合ってしまい、自分で設定したスタイルを選択するのにとても苦労してしまうのだ。また、追加されたこれらのスタイルは、私の趣味に全然合わない。正直に言えば、大嫌いなデザインだ。

この“スタイル無断追加機能”をExcel 2007でオフにする手段については、かなり真剣に探したのだが、今のところ見つかっていない。一度気になるともう我慢ができないので、このマクロをExcel 2003側に入れて使っているわけだ。マクロを実行するときは、Excel 2007への呪詛で、頭がいっぱいになっている。

Microsoft Excelには初期のMac版から、かれこれ20年以上もお世話になっているのだが、こうした“余計なお世話”機能にはいつも閉口する。Wordのオートコレクトやオートフォーマットも不要だったが、これらはオフに設定することが容易だった。この“スタイル無断追加機能”、リボンインタフェースと同時に、Excelから直ちになくなってほしいと願っている。

2009年12月8日火曜日

Google 日本語入力のキー設定のモード、コマンドなど

引き続きGoogle 日本語入力について、今日までにわかったことをいくつか記録しておく。

■カスタムのキー設定について。
(1) モードで選択するのは、以下の6つ。

  1. DirectInput
  2. Precomposition
  3. Prediction
  4. Composition
  5. Conversion
  6. Suggestion

(2) 選択できるコマンド

  1. Abort
  2. Backspace
  3. Cancel
  4. Commit
  5. CommitFirstSuggestion
  6. CommitOnlyFirstSegment
  7. Convert
  8. ConvertNext
  9. ConvertNextPage
  10. ConvertPrev
  11. ConvertPrevPage
  12. ConvertToFullAlphanumeric
  13. ConvertToFullKatakana
  14. ConvertToHalfAlphanumeric
  15. ConvertToHalfWidth
  16. ConvertToHiragana
  17. ConvertWithoutHistory
  18. Delete
  19. DisplayAsFullAlphanumeric
  20. DisplayAsFullKatakana
  21. DisplayAsHalfAlphanumeric
  22. DisplayAsHalfWidth
  23. DisplayAsHiragana
  24. IMEOff
  25. IMEOn
  26. InsertAlternateSpace
  27. InsertCharacter
  28. InsertFullSpace
  29. InsertHalfSpace
  30. InsertSpace
  31. MoveCursorLeft
  32. MoveCursorRight
  33. MoveCursorToBeginning
  34. MoveCursorToEnd
  35. PredictAndConvert
  36. ReportBug
  37. SegmentFocusFirst
  38. SegmentFocusLast
  39. SegmentFocusLeft
  40. SegmentFocusRight
  41. SegmentWidthExpand
  42. SegmentWidthShrink
  43. ToggleAlphanumericMode

(3) 入力キーで分かりにくいもの。
半角/全角キーが選択できない。OFFとONのようにも思えるがうまく動作しないようだ。後は概ね問題なく設定できるようだ。

  1. ESC
  2. Tab
  3. Eisu
  4. Muhenkan
  5. Space
  6. Henkan
  7. Kana
  8. Hiragana
  9. ASCII
  10. Backspace
  11. Enter
  12. Insert
  13. Delete
  14. Home
  15. End
  16. PageUp
  17. PageDown
  18. Left
  19. Up
  20. Down
  21. Right

2009年12月6日日曜日

Google 日本語入力のカスタムキー設定で、シフトキーは不要だった

Google 日本語入力のキー設定をカスタムで使用するとき、コントロール・キーとシフト・キーの同時使用がうまく認識されないと書いたが、誤りだった。
 status        key             command
Conversion    Ctrl Shift j    SegmentWidthShrink
...ではなく...
Conversion    Ctrl J          SegmentWidthShrink
とすれば、問題なく動作した。私が迂闊であった。

で、長年使い込んできたATOKに不満はないのだが、サジェストが面白いのでついつい使ってしまう。

Google 日本語入力の品詞を調べ上げた

Google 日本語入力のユーザー辞書に、既存の辞書データをインポートするため、品詞を調べ上げてみた。
  1. 名詞
  2. 固有名詞
  3. 人名
  4. 組織
  5. 地名
  6. 名詞サ変
  7. 名詞形動
  8. アルファベット
  9. 記号
  10. 副詞
  11. 連体詞
  12. 接続詞
  13. 感動詞
  14. 接頭語
  15. 助数詞
  16. 接尾一般
  17. 接尾人名
  18. 接尾地名
  19. 動詞ワ行五段
  20. 動詞カ行五段
  21. 動詞サ行五段
  22. 動詞タ行五段
  23. 動詞ナ行五段
  24. 動詞マ行五段
  25. 動詞ラ行五段
  26. 動詞ガ行五段
  27. 動詞バ行五段
  28. 動詞一段
  29. 動詞カ変
  30. 動詞サ変
  31. 動詞ザ変
  32. 形容詞
  33. 句読点
  34. 括弧開
  35. 括弧閉
長年ATOKで使い込んだユーザー辞書を移植したら、これがまた快適。