2009年10月10日土曜日

ロータス・ノーツの文書の書き出し

会社のグループウェアが、ロータスノーツ(Lotus Notes)からINSUITE/Sma@rtDBへ移管されることになった。

10数年来使ってきたノーツには、極めて多くの情報が蓄積されている。新しい環境へすべての情報を移管するのは無理だとしても、ノーツがなくても過去の情報を検索/参照できるようにしたいと強く思っていた。これまでも何度か、ノーツデータベースのすべての文書をノーツの外部へ一括して取り出す/書き出す方法について調べたことはあったのだが、リッチテキストや添付ファイルを適切に書き出すことができなかった。

解決策を探して検索を続けていたら、Lotus Notes HTML Export Plug-Inに出会うことができた。
ビューと文書をHTMLのファイルで書き出すことができ、画像や表が貼り込まれたリッチテキストフィールドや添付ファイルも変換してくれる。HTMLファイルなので、全文検索はデスクトップ検索で行えばよく、ノーツに保存された古いコンテンツを保存/参照するには十分な結果が得られた。インストールや操作も簡単なので、一般のスタッフにも勧められる。作者の方には感謝するばかりだ。

このプラグイン、インターネット上では余り話題になっていないのか、Googleの検索にはかかりにくいように思われたが、この機能を必要としているノーツのユーザーはとても多い気がする。とりあえず、社内には吹聴して回ろうと思う。