2009年1月18日日曜日

ミネラルウォーター

100年に1度の景気の後退だと新聞などで騒がれているからか、消費や家計を緊縮しようと、いつも何となく感じるようになってきた。“いつも”という部分の影響が大きいような気がする。刷り込まれるように、今後数年間は所得の伸びは見込めないと信じるようになってきた。円高なので輸入品の価格とともに生活物価も下がって暮らしが楽になるんぢゃないかとかポジティブな事柄は考えられずに、収入が減少する可能性の暗鬱さが心理的に重くのしかかり始める。

定期的に購入しているミネラルウォーターの、いつも購入しているAmazonでの価格が上がった。円高なのになぜという思いもあって、安い通販サイトが他にないか検索することにする。Amazonでは2,270円なのに、見つけたサイトでは1,599円。671円、30%近い差だ。カードで決済できるし、ユーザーの評価も高いので、即座に注文を決断する。ここで重要だと感じられたのは...

■納得できる十分な価格差がある。
納得するには20%以上くらいの差が必要かもしれない。2,000円を超えていたら、注文していなかったような気がする。端数価格が設定されていた影響も、もちろんあると思う。

■送料込みの価格が提示されている。
通販サイトで1円でも安い商品を探しているときは、価格に対してとても敏感になっている。意識が商品の価格に集中しているとき、改めて送料を提示されると割高に感じてしまう気がするのだ。送料込みで2,400円と商品1,900円+送料500円だったら、かえって送料込みで2,400円を選択してしまう可能性が高いような気がする。また、送料を改めて調べる手間は、購入し辛い印象が残る。送料が事前にわからないサイトは論外だろう。

■クレジットカードで決済できる。
クレジットカードの利用額のポイントが付くというのは、得している気分が結構大きいのだ。カードのポイントを金額に換算すれば微少であることは分かっているのだが、何となくカードで決済したいと感じてしまう。また、インターネットから振り込めるとはいえ銀行振り込みは認証の手間が多いし、代金引換も受け取り時の金銭授受が面倒だと感じているので、敬遠してしまう。

■ユーザーの好意的な評価コメントが多く掲載されている。
そのサイトを初めて利用する者にとっては、サイトに対するコメントの影響がとても大きい気がする。コメントには、商品に対するものとサイトに対するものがあるが、そのサイトを始めて利用するユーザーに対して、サイトに対する評価コメントを積極的に提示することは重要かもしれない。

で、1月15日(木)の夜に注文して、16日(金)には発送され、17日(土)の夜に到着した。きわめて迅速に発送されたので、満足度が高い。また、今や当たり前だが、注文や発送の確認のメールがきめ細かく届き、運送会社で追跡できるように発送後に伝票番号が知らされた。この通販サイトは繰り返し使おうという気になる。

さて、仕事で自分が通販サイトを運営することになったら、さらに何を付加すればよいのだろう。