
ディズニー・シーは、ディズニー・ランドに比べて歩いているだけでも楽しい感じがする。これは、景観の作り込み方の密度が濃いこと、つまりは構築物が数多く密に配置され、路面や壁面の作り方が丁寧で粗雑さや破綻している感じが少ないことによって、作り出された世界に溶け込み易いからだと思った。こうした空間を作り出す能力や、毎日の運用に耐えさせ維持する努力は、きわめて大きいものなのだろう。
ディズニーリゾートにいる女の子を見て、色気を感じることが少ない。女の子自体に差異はないと考えられるので、ディズニーリゾートに来ると寛いでしまって異性に対する意識が低下し、それが仕草や立ち居振る舞い、化粧や服装などに出るのかなどと勝手に考えを巡らせてしまう。女の子の色気とディズニーリゾートの目的とはまったく相容れないだろうし、何より自分自身が男の色気のかけらもない。女の子の側から私を見たら、くたびれてだらしない、色気のない叔父さんに映っているだろう。
自分自身はもうショウやライドを楽しもうという歳ではないが、整った環境で家族と過ごす時間を確保し、子供が喜ぶ顔を見るのは悪くない。また来園することになるのだろう。