2009年4月10日金曜日

アンチウイルス・ソフトウェア

1月に購入したノート型PCに予めインストールされていたアンチウイルス・ソフトウェアの試用期限が迫ってきた。メーカーからのメールに従ってオンラインの優待価格でサービスを更新すると、4,725円かかることが分かる。同様のパッケージ版の価格をAmazonで調べてみると、2,748円。4割以上安価であった。送料もかからないので、当然Amazonで購入する。
メーカーの市場販売価格管理が不十分なのか、はたまたAmazonの価格戦略が挑戦的なのかは分からない。いずれにせよ、イメージが悪くなるのはメーカーであって、Amazonではない。初期導入ユーザーを誘因するために、パッケージ版の価格を引き下げたのだと思われるこの戦略は、十分に機能しているのだろうか。

私にとってアンチウイルス・ソフトウェアは...
  • バックグラウンドで勝手に動いてくれればよい。つまり、いつも使うわけではないので、使い方の慣れは必要ではない。
  • どのソフトウェアも機能は同じように見え、製品ごとの差異が分かりにくい。
重視する点と言えば...
  • 他のソフトウェアの動作が重くならないこと。
  • 継続利用時の価格が有利なこと。
...くらいだと思われる。

このため、2年以上のライセンス契約を割安価格で提供されたら、購入してしまっただろう。メーカー側も、販売時の利益は減少するかもしれないが、ライセンス期間中に競合製品に乗り換えられる恐れは減少する。また、長いライセンス期間中にPCが廃棄されれば、結果的にメーカーの利益になるだろう。

加えて、ライセンスの追加購入を優待してほしいとも感じた。我が家には、デスクトップ型PCとノート型PCが2台ずつ、計4台のPCがある。2台はマカフィー、1台はウイルスバスター、1台はカスペルスキーがインストールされている。ライセンスの追加購入が優待されれば、そのメーカーのみを選択するようになり、競合の排除につながると思われた。家庭では、複数のPCが同時に購入されたり、複数のアンチウイルス・ソフトウェアが同時に更新されることは少ないと考えられるので、5ユーザー用などの複数ライセンスパッケージは有効ではないだろう。